鈴木拓のこれからがおもしろそう
鈴木拓のインタビュー記事がツイッターで流れてたので読んでみて思うこと。
きょうの朝日新聞に載ってたドランクドラゴン鈴木拓の意見にはかなり好印象を持った。「お笑い芸人だけどこんなに政治に関心持ってますよアピール」が一切なく、地に足のついた言葉で語っている。はっきり言って自分の会社での振る舞いもこれと同じ。 pic.twitter.com/MWzCHxHrK1
— 徳吉 (@tokukichi1) October 22, 2015
そんなにクズか?
ブコメで彼をクズと呼んでる人がいてはてな?と思った。その昔テレビ番組での行動がきっかけで炎上したのは知ってたけど内容は知らなかったので経緯を調べてみると
逃走中で徹底的に逃げをうって、最終的に自主に成功したという内容だった。
なんで炎上するのか意味がわからない。彼は昔から天然で空気を読まない発言が多かったので自主に至るまでの発言が見てる人を苛つかせたのかもしれない。だが例えそうだとしてもゲーム上のルールで許されたことを利用して戦略を立てることは悪いことではないし、それを成功させてることはほめていいことだと思う。それが炎上してしまうのは彼のキャラクターに問題があるのかな、正論を当たり前のように言うと風当たりは強くなる。
彼はこのとき合理的な選択をしている。この時期の少し前まではどちらかのピンの仕事でもコンビの収入として扱われていたので塚地に対して仕事の少なかった鈴木は塚地に寄生していた状態だったがそれが個人の歩合制になったことで彼のケツに火がついた。しかし、それまで努力してこなかった鈴木にすぐに結果が出せるはずもない。そこへ転がり込んだ賞金の話だ。これを活かさない手はない。彼は自分の信じる道を進み成功した。そして次の出演時にも自首を成功させている。
彼は合理的な判断をしただけで彼の状況がそうぜざるを得ないものだった。
彼を叩く人々
彼を叩いてる人は鬱屈して空気の奴隷になることを仕方なしとしてる人たちだ。自分たちが言えないことをヘタレ臭さ満点の鈴木に言われたことが腑に落ちない。そこに火がついてしまった。
空気の奴隷とは
(1)空気の奴隷:自分が空気を読む能力が低いことを自覚しており、自分の思い通りに空気を操ろうとすると怪我するので、空気に媚びへつらって集団に受け入れられようとする人「おまえも空気の奴隷になれ」って?「空気読め」の扱い方次第で人生台無し - 分裂勘違い君劇場
今回のコメントで感じること
さて本題の記事で彼はこう語る。
いまは自分がお客さんだと決めたメディアの人たちの望むようにしようと思っていると語る。 最近の風潮が正しいことは口に出せという風になっていると指摘したうえで
正論はいても何も変わらない、正論はいていいのはできるやつだけ。と語る。
ドランクドラゴン・鈴木拓「正論吐いたら変わるのか」 - Togetterまとめこの「正論吐いたら変わるのか」から滲み出る正論感
2015/10/31 11:52
たしかに。彼の言うことは正論ですよね。こう断りが入ってます。仕事の場ではそういうことはしないと。
自分をクズ芸人と呼ぶのはそれが自分の立ち位置であると自覚してそう振舞っている。 彼は自分が今までしてきたことを身をもって感じて、正論は通用しないと考えた。 これからはしたたかに生きていこうと決めたという意識がふつふつと感じられた。
これからの彼の生き様に注目していこうと思います。